「キャリアについて内省を深めてきたけれど、行き詰まりを感じている」
「人に相談すること自体が苦手で、自分だけで何とかしようとしてしまう」
そんな方にこそ、キャリパトは新しい気づきと前進のきっかけを提供します。
今回の体験談では、キャリアについて真剣に向き合い、自ら学びを深めてきた門田勘太朗さんが、キャリパトを通じて「言葉にできないモヤモヤ」を整理し、自分自身と向き合う新たなアプローチを見つけたプロセスを紹介します。
プロフィール

転職決定後から始める自分探し
ーーまずは自己紹介をお願いします。
新卒で株式会社NTTデータに入社し、エンジニア、プロジェクトマネージャー、スクラムマスター、オフショア開発を経験しました。その後、現在の株式会社LINEヤフーのプロダクトマネージャー職に転職し、組織に興味を持ち始めたことから大学院で本格的にキャリア論を学びました。そして、2024年8月に人と組織の経営コンサルティングファームである株式会社Mimiguriに転職し、プロダクトマネージャー職に加え、幅広く業務に携わっています。
私は自分を人見知りで内向的だと思っていますが、周囲からは「ポジティブで面白い」「人見知りには見えない」と言われます。仕事では、話す内容を事前に準備したり、周りからどう見られるかを意識しているためかもしれません。また、人と話すとき、「相手に楽しんでもらいたい」「面白いと思ってほしい」という気持ちが強く出るため、自分の悩みや相談を人に打ち明けることはあまりありません。
ーー転職先が決まっていたタイミングにキャリパトに申し込んだ理由を教えてください。
「自分なりにキャリアの軸がある」と感じる時期もありましたが、衝動的に選択してしまうことも多く、次第に自分のキャリアを客観的に見つめ直したいという思いが強くなっていきました。振り返ると、「自分のテンションが上がることに一貫性はあるのか」「自分のコアなストーリーやアイデンティティは何か」が明確でないことへの不安や恐れが、その背景にあったのだと思います。
身近な先輩や上司など、自分をよく知る相手には気を遣いすぎて相談しにくいと感じたため、キャリアの専門家に話を聞いてもらいたいと考えていました。ちょうどその頃、組織関連の情報収集をしている中で、X(旧Twitter)で森数さんやキャリパトの存在を知り、次第に興味を持つようになりました。転職先はすでに決まっていたので、転職のためのキャリア相談ではなく、自分らしく生きるための軸をみつけたい気持ちから申し込むことにしました。
既存のコーチングにはない独特のアプローチが魅力
ーーキャリパトに申し込んだ決め手を教えてください。
過去にキャリアコーチングサービスを利用し、多くの学びを得た経験があります。ただ今回は、異なるアプローチでさらに深い内省を進めたいと考え、様々なサービスを調べていました。その中でキャリパトの無料相談を受けてみたところ、キャリパトのプログラムには新鮮な驚きがありました。
森数さんとのセッション(※)では、これまで言語化しきれていなかった自分自身の部分に焦点を当ててもらい、内省を一段深めることができました。
セッション:体験者様の強みや価値観を整理し、「ありたい姿」を言語化するための対話・ワーク。
日頃から内省を心掛けている自負がありましたが、人との対話を通じて「考えながら話す」「知らなかった自分に出会う」という新しい経験はとても刺激的で、印象的でした。これまでにない形で自分をさらけ出せたのは、森数さんが持つ、人を自然と素直にさせる特別な力のおかげだと思います。安心感と信頼感を持ってセッションに臨めたことが、深い内省を可能にしてくれました。
また、森数さんとのセッションは、ただ安心感を得るだけではなく、大きな刺激を与えてくれる時間でもありました。自分の中にある漠然とした価値観や違和感を丁寧に言語化するプロセスを一緒に進める中で、新たな気づきが生まれました。今回は、自分の中にある違和感の正体を見つけて言語化し、それを通じて新たな視点を得ることを目指していましたが、その希望がキャリパトのプログラムや森数さんのアプローチとぴったり一致していたと感じています。
内省とアカデミックな学び以外から得た新たな気づき
ーーキャリパトを通じて得た気づきを教えてください。
私は自分で思っているよりも、自分を表現することが苦手であり、キャリアの決断軸に「人」が影響していることを、キャリパトでのセッションを通じて自覚しました。そして、それが今回の転職で変わりつつあることにも気づきました。私だけでは諦めてしまっていた自分の特徴を言語化することに、森数さんが真摯に向き合ってくれたからこそ、認知できた新たな一面だと思います。自分の内側に向き合い、キャリアについて知識を得てはいましたが、キャリパトのプログラムでは、それでもわかり得なかった自分を知れた感覚があります。
ーー印象に残っているセッションはありますか?
どのセッションやワークも気づきが多く印象的でしたが、特に心に残っているのは初回セッションでのフィードバックです。その中で、「ストーリーテリング力(複雑な情報や状況をストーリーとして整理し、わかりやすく伝える力)」があると評価していただいたことが強く印象に残っています。
実は、それまで私は「最初に結論を伝える話し方が苦手」と感じ、自信が持てない部分でもありました。けれども、森数さんは、私が苦手意識を持っていた中から「強み」といえる要素を見つけ、言語化してくれたのです。その瞬間、自分のアイデンティティが少し鮮明になり、とても嬉しかったことを今でも覚えています。
さらに、セッション内容をテキストで共有していただけた点も大きな助けになりました。後から見返すことで、自分の気づきを深めたり、次のステップを考える手助けになったのはありがたかったです。
One Point
キャリパトのセッションでは、体験者様が話した内容をまとめ、客観的に言語化したフィードバックと次回までの宿題(テーマ)をお渡ししています。改めて文字として情報を俯瞰することで学びや気づきの深化を促し、次のセッションにも向き合いやすい状態づくりをしています。
また、私は頻繁に「面白くありたい」と口にしますが、その時々で「面白い」のニュアンスが異なることに気づかされました。森数さんは、その都度「今の『面白い』の意味は?」「どの話に対しての『面白い』ですか?」と確認してくれました。言葉に詰まり、考えを諦めそうになる時には「諦めないで!」と励まし、寄り添ってくれたことも印象に残っています。
One Point
体験者様によっては、自分が話している相手に気を遣いすぎてしまったり、言葉にできない焦りや思いが複雑に絡んで、言語化を諦めようとすることがあります。キャリパトでは、そういった体験者様のお気持ちも理解しているので、言語化を応援し、粘り強く伴走しています。
ーーキャリパト受講前の自分に声をかけるとしたら、それはどんな言葉ですか?
受講前の自分に声をかけるとしたら、「自分の過去を言葉にして整理することの楽しさや、それによってたくさんの気づきを得られるよ」と伝えたいですね。衝動的に選んでいたと思っていたことも、実は一貫性があったり、繋がりが見えてきました。その結果、これからどう未来に繋げるかを具体的に描けるようになりました。
キャリパトは迷える心の伴走者
ーーキャリパトをお勧めしたい人を教えてください。
「自分のモヤモヤを言葉にできない人」「気付けば仕事やキャリアについて考えてしまう人」にキャリパトは特にお勧めです。自分の中に明確な答えがなくても、言葉にならない感情のピースを一緒に探し出し、拾い上げて丁寧に言葉へと紡ぐサポートをしてくれます。
ーー門田さんにとって森数さんはどんな人ですか?
私にとって森数さんは、違和感を的確に指摘してくれる、朝のニュース番組の“名ツッコミMC”のような存在です。セッション中自由に話していると、すかさず「その言葉をどういう意味で使ったのか」「なぜそう考えたのか」といった質問を投げかけられます。その質問が的を射ており、その場での内省を促すだけでなく、後から振り返った時にも大きな気づきをもたらす質問だったりもします。
森数さんのセッションには、お笑いの「良いツッコミ」がボケを引き出すような不思議な力があります。「もっと自分らしく話してみよう」「自分のことを話すのを恐れる必要はないんだ」という感覚になる、不思議な力を持った方だと思います。
まとめ
真摯に自分と向き合い、内省を重ねても、一人でできることには限界があります。自分の思いや悩みを誰かに話すのは、時に大きな勇気とエネルギーを必要とします。しかし、一歩踏み出すことで、これまで見えなかった新しい気づきや道筋が明らかになることもあります。
キャリパトは、通常のキャリアコーチングとは異なり、「答えは自分の中だけにある」とは考えません。時には市場感やキャリア研究に基づいた知識を活用しながら、あなたの過去を共に紐解き、心のモヤモヤを整理していきます。
「言葉にできないモヤモヤを抱えている…」そんな方は、ぜひ一度キャリパトの無料相談をお試しください。新たな一歩を踏み出すきっかけがきっと見つかるはずです。